旭川HUG(災害時母子救護研修)2024

 第9回 災害時母子救護研修会が終了しました

 5月25日、災害時母子救護研修会を無事終了しました。
本研修会は、旭川医科大学産婦人科「周産期支援及び若手育成基金」とHOPPIE(北海道周生期医療救急支援の会)の共同主催かつ共催が一般社団法人WIND(北海道大学産婦人科)でした。

 災害時母子救護研修も、会を重ねて9回目です。今回は新たな試みとして、鳥取大学医学部脳神経小児科の中村裕子先生をお招きし、「医療ケア児の災害時対応」をテーマに取り組みました。在宅で医療ケアが必要な子ども達がいます。人工呼吸器や吸引、酸素、胃瘻等など。もし、災害が起きたらどうしよう?避難先は?搬送手段は?電源は?物品は?課題がたくさんあること、そして、今できることは何か、受講生講師陣、みんなで考える時間になりました。
 今回も、受講生は、高校生や大学生、看護大学の教職員や行政職など、多種多様な方々にご参加頂きました(親子参加や夫婦参加もありましたよ!)密かに、リピーターも出てきております。本当にありがとうございます。

 災害対策について、まだまだ、やること、できることがありそうです。次は8月の札幌で開催予定です。ぜひ、ご興味のある方は、参加をご検討下さい。一緒にこれからのことを考えてみませんか?

 最後になりましたが、本研修会にご参加、ご協力頂いた皆様、基金やクラウドファンディングにご支援頂いた皆様に感謝いたします。

旭川医科大学病院 助産師 片山 恵理

2024年07月02日