札幌BLSOプロババイダーコース 2024
2024年8月10日、北海道大学病院にてHOPPIE(北海道周生期医療救急支援の会)主催によるBLSOプロバイダーコースを開催いたしました。
BLSO開催に関して、札幌市、NPO法人周生期医療支援機構(OPPIC)、HOPPIEクラウドファンディング協力金から多大なるご協力・ご支援をいただいております。また、北海道ハイテクノロジー専門学校からはシミュレーション用救急自動車のご協力をいただきました。
北海道の政令指定都市である札幌市での開催。道内外の多数の方に受講希望のお申込みをいただきました。なんと、将来助産師を目指している高校生からの申し込みまで!
北海道BLSOのニーズの高さが窺えた瞬間です。受講生24名、講師28名、チーム一丸となり、「母児の救命のために」を合言葉にコースに取り組みました。
今回のBLSOは色々な想いが詰まったコースとなっています。
その1つが「医療安全」。
妊産婦対応の第一走者である救急隊から、病院内の救命チーム、周産期チームにバトンを渡すとき、全チームが「母児を助ける!」の想いで対応をしています。その想いを最大限パフォーマンスとして発揮するには、各チームが一つの鎖のように繋がらなければなりません。その鎖を上手に繋げるために各チームが何をしなければならないか、何ができるかを真剣に考えました。
2つめが「託児サービス」。
妊娠、出産、育児が自身のスキルアップの妨げにならないように、むしろ育児中にスキルアップして復職できることが理想。との講師陣の熱い想いから託児サービスを設けてコース展開を考えました。利用された方も数名おり、需要があることも確認できました。利用者からの意見を吸い上げ、今後もより良いものとなるようにアップデートをと考えています。
今後も、受講生にとって満足度の高いコース展開を目指してHOPPIE一同励みます。引き続きのご協力と応援をよろしくお願いいたします。
とかち広域消防局 帯広消防署
救急救命士 永井 雄平